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ワシントン州の歴史

ルイスとクラークが1805年に発見し、1889年に州が設立されて以来、ワシントン州は、大統領にちなんで名付けられた唯一の州です。州となる前から住んでいたネイティブ部族からマイクロソフトに至るまで、ワシントン州の歴史は、パイオニア精神を通して形成され、それは現在にも息づいています。

1889年にワシントン州は、アメリカ合衆国の42番目の州となりました。パイオニア精神でワシントン州の原野を開拓していった初期の入植者は、直ぐにこの資源豊富な地域を世界的な商業地域に変えました。ノーザンパシフィック鉄道の完成により、ワシントン州は国際と国内の商業・貿易の中心地となりました。

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シアトル大火

ワシントン大火州が州となった年、シアトルに大火が起こり、街の大部分を焼き、灰としました。大火による損失額は約20億円とされ、街の約100エーカーの面積が瓦礫と化しました。しかしシアトルは近隣都市の助けを受け、早期に復興しました。1年以内に建物の多くは再建され、人口は1.3倍に増えました。資産的には大きな被害を受けながらも、死亡者は少なく、シアトルは被害を受けたものの、その後、力強く復興に向かいました。

グランド・クーリー・ダム

ワシントン州で行われた巨大公共事業はグランド・クーリー・ダムの建設です。このダムはワシントン州と近隣州の人達に計り知れない恩恵を与えています。基底部から長さ約1マイル、高さ550フィートあり、世界で最も大きいなダムの一つです。1941年に完成し、今も働き続けています。

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現代の草分け

ワシントン州はマイクロソフト、ボーイング、アマゾン、スターバックス等、世界を牽引する国際的な会社があります。


マイクロソフト: 1975年にビル・ゲイツとポール・アレンによって設立されたマイクロソフトは、ハイテク産業を牽引するソフトウェアとコンピューター会社です。ゲイツとアレンは近代的なオペレーティングシステムを作り、消費者用パソコンの販売の先駆けを行いました。現在では時価総額100兆円以上のマイクロソフトは世界のトップ5にランクされています。


アマゾン:もう一つのハイテク産業を牽引する会社、アマゾンは、1994年にベルビューの貸家のガレージで始まりました。創設者のジェフ・ベゾスはウェブ上での本の販売を始め、アマゾンが本以外の展開を決め、電気製品分野に拡げた。今では約150兆円の価値があるアマゾンは間違いなくこの時代の快挙の一つです。

スタバックス: 1971年にコーヒー愛好家3人が始めたスターバックスは、世界中に3万以上の店舗を持つ国際的なコーヒーチェーン店になりました。第1号店はシアトルの有名なパイク・プレイス・マーケットのパイク・ストリートにあります。1978年にハワード・シュルツが創設者の二人から会社を買い取り、今日の国際的なブランドに成長させました。今、スタバックスは約1兆円の価値があり、70国で運営されています。


ボーイング: 1916年にボーイングは、ウィリアム・ボーイングにより航空製品会社という名で始められました。第二次世界大戦後、ボーイングはほとんど会社を破産させる状況にもなりながら、747ジャンボジェットを導入し、商業航空交通に革命を起しました。今は約1兆円の価値があるボーイングは軍事、商業交通、宇宙分野で技術と航空機を進化させ続けています。
 

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1962の世界博

未来への希望と信頼に楽観的な時代に、スペースニードルとモノレールの交通機関が造られました。21世紀へ続くと、1962年にシアトルで世界博が開催されました。この世界博で今のシアトルの主要なインフラストラクチャーや観光地が整備されました。ダウンタウンを通る高速道路I-5の建設、再建されたウォーターフロント、パシフィック科学センター、モノレールの交通機関、象徴的なスペースニードルが全て1962年世界博の準備として造られました。シアトルを21世紀に押し進めるワシントン州民の熱意が、シアトルのインフラ整備を大きく発展させました。

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